【幼稚園教諭】うつ病になった22歳の私。幼稚園での日々、経験は、今の私の考え方を変えてくれた

【幼稚園教諭】うつ病になった22歳の私。幼稚園での日々、経験は、今の私の考え方を変えてくれた

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
22歳

【当時の職業】
幼稚園教諭

【当時の住まい】
実家暮らしで一軒家で父と祖母と同居です。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今は退職し無職





【就職のきっかけと経緯】
元々叔母の保育士として働く姿に憧れて、地元の学校に通い、保育補助をしながら勉学に励んでいました。
なので、とても地元に思いがあり、地元の保育園(市役所)で働きたいと思い、就職しました。

【環境と仕事内容】
職場の環境としては、任用職員の私、そして園長先生、主任の先生の3人でした。
私以外は、ベテランの先生でした。
仕事内容としては、クラスは混合だったのですが、3歳児、未満児の担任をしていました。
子どもたちの保育、また環境整備、そして親御さんの不安に寄り添い話を聞いたり、連絡帳やお便りでの情報共有、行事の計画を立て実行等です。
子どもの様子としては、自分たちで主体的に知りたいことやりたいことを見つけ、意欲を持って取り組むことができる子が多かったような気がします。
また、保護者の様子としては、子育てにとても力を入れており、園の協力も快くしてくれていた気がします。
休日は、祝日、土日、また夏休みの期間も任用職員はいらないと言われました(就職後)。
給与は、時給性だったので930円の1日7時間で、毎月金額が変わっていて、安心はできませんでした。
(夏休みは完全に給与がないです)

【大変だった時期】
働き始めて、4か月経った頃です。




【大変だったこと】
新人だったということもあり、心細かったのですが、先生方がベテランで毎日追いつこうという気持ちで一杯だったことで、もっと頑張らなきゃと休み時間も仕事に費やしたり、家に帰ってもひたすら仕事をしていたことで、自分にとってストレスになっていたと感じます。
「休んでね」という優しい言葉も、自分には「もっと頑張れ」に聞こえるほど、自分には心の余裕がなかったのだと思います。
その思い込みや強気な性格が自分をまた責め、自分をつぶしてしまったのだと。
そして、保育の現場では、何が起こるかわかりません。
そんな日々緊張した状態で働き、休みの日も仕事のことで頭が一杯。
そんな日々が当時は当たり前だとすら思っていてとても大変だったのだろうなと、今思います。

【大変だった期間】
大変と感じることもないほど余裕がなかったのですが、行事である運動会が終わった後、「ああ、限界だ」と感じました。




【当時の心境】
自分自身は、自分の状態を客観的に見ることができず、ひたすら毎日がむしゃらに働いていましたが、のちのち聞くと家族や友人からしたら、笑顔が無くなり、感情もない感じだったと言われ、自分のこともわからないくらい余裕がなかったのだなと感じました。

【職場が大変だった原因】
自分の性格も大きく関係していると思います。
私は、生真面目で自分に対して「もっとできる」と自分を責め立ててもっと頑張ろうと、周りからよく見られたいと思うような性格なので、先生方の足を引っ張らないように頑張らなきゃという気持ちが大きくなったこと。
また、先生方との年齢の差によって周りに相談することができないという苦しみがあったと思います。
それらが原因といってもいいと思います。




【仕事で良かったこと】
子どもたちの日々の成長、これは本当にすごいなと近くで感じました。
自分で何かをしようとしたとき、我慢をしようとしている時、当たり前のことが少しずつ、葛藤や失敗を乗り越えて成長している姿は本当に嬉しかったです。
また、保護者に「先生、いつもありがとうございます」「先生!トイレお家でもできたんですよ!」等、子どもの成長に一緒に喜ぶことができたこと、これはとても嬉しかったです。




【特にひどかった最悪の出来事】
初めて担任として働き、運動会をするまでがとても辛かったです。
何もわからない状態で、運動会の1週間前に「何の競技をしたいか、考えといて」と言われた時は、「え、こんなに少ない時間でやるの!?」と正直びっくりし、無理だとすら思いました。
相談もできず、一人で悩む家に帰ってからの時間、そのため家族との会話も友人との絡みも無くなり、謎に孤立感を抱いていました。
混合クラスということもあり、練習の期間も少なく、子どもたちに教えるということも初めてで、沢山不安を抱きながら日々生きていました。
主任の先生に「練習したいです」と言っても、先生も自分のことで精一杯な様子で、声もかけることができなく、環境的にもあまりよくなかったのではないかなと思います。




【相談した人・助けてくれた人】
相談もせず助けられることもなかったです。
小さい頃から、周りの空気を気にして生きてきたので、自分のことを話すことがあまり好ましいと思っていなかったとも思います。
周りから大丈夫?と聞かれても、「大丈夫です!」と意地を張っていってしまうほどです。

【改善のための行動】
私の場合、うつ病にまでなってしまったので、自分自身と向き合うことをまず頑張りました。
今まで私という人間が分からなく、自分のしたいことはなにか考えたこともありましたが、結局は周りの様子を伺って、素直な気持ちを話すことができなく、いつの間にか自分自身も自分の気持ちが分からなくなっていたんだなと感じました。
長く社会と付き合っていくには、自分を知り、自分の限界をしることの大切さに気付きました。




【現在の状況と心境の変化】
お仕事を辞めてから9か月ほど経ちましたが、自分の心は少しずつ余裕が出てきたなと感じます。
この経験で、自分を大切にしよう。
自分の人生を見つめなおそうという良い部分にも見つめ返すことができました。
いまだに、急にやめてしまった申し訳なさや、子どもたちの姿を思い浮かべては、後悔したりしますが、落ち着いて心に余裕ができたことで、自分のことを客観的に見つめ直すことができました。

【学んだこと】
人間100%で全てのことをしようとしたら、壊れてしまうんだなということです。
日々働いて、休みの日にも仕事のこと、等無理なんだなと今の私には難しいことなんだなと、自分を理解でき、これからどうやって自分と向き合っていくか考えることができました。



【当時の自分へのアドバイス】
お仕事頑張っているよ。
あなたはいろんな人から「頑張っててすごいな」って十分に思ってもらえてるから、無理だけはしないんだよ。
人間完璧になんてなかなかできないんだよ、それに加えて新人なんだから失敗して正解。
人に甘えて正解。
自分のことを第一に大切にしながら、土日等の休みは思いっきり休もう。
その勇気が今のあなたには必要だよ。