【幼稚園教諭】嫌だった経験を反面教師にして、自分は内容の濃い経験を積んでいこうと思う。

【幼稚園教諭】嫌だった経験を反面教師にして、自分は内容の濃い経験を積んでいこうと思う。

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
23歳

【当時の職業】
幼稚園教諭

【当時の住まい】
同い年の同期と賃貸マンションでシェアハウス。
3年目にして上から2番目になるということに初めから不安があり一緒に住むことにした。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今も同じ職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
自分が幼稚園児の頃からの夢でした。
担任の先生が好きで大きくなったら幼稚園の先生になってその担任の先生と遊びたいという純粋な考えから始まり、徐々にその先生と一緒に働いてみたいと言う気持ちに変わっていきました。
残念ながら来年から実習で母園にお世話になりますと言う時にその担任の先生はやめてしまいました。
ただ20年ほど変わらず同じ夢を持たせていただいたのもその担任の先生のおかげです。

【環境と仕事内容】
8時出勤で17時退勤ですが休憩時間はなく、保育が終わったら事務仕事をし、17時に終わらなくても残業手当てはなし。
12人の正職とパートでなりたっている。
園長、10年目の次に3年目のわたしたち。
子どもや保護者には恵まれみなさん優しい。
子どものために出勤していると言っても過言ではない。
土日祝日長期休暇は休み。
月給にボーナスも割って入っているとのこと。

【大変だった時期】
就職3年目、同期で就職した保育歴20年の方と年長でした。
先輩は1年目で年長、私は昨年年長という事で経験者同士でと組まされましたが先輩は何も覚えておらず、後輩のように一から教えなくてはいけなかったです。




【大変だったこと】
後輩も自分からは動かず、中堅は3年目の自分達、先輩は1人ということで常に新人の働きをしながら中堅としての働きもし、先輩の補助をした。
友達の話を聞くと、まだ3年目だもんという声を聞くことが多く、周りの同期よりたくさん抱えて働いているように感じてしまう。
上からの指示はなく、すべてのことに意見を求めてくるため、意見を言い過ぎてしまっていても自分で気がつかない。
一般的には それ以上は上で決めることだ ということもこの職場ではなあなあになっている。
また、意見を聞いてほしいところでは聞かずに勝手に進めてしまうため、決して働きやすい環境ではない。
そんな中、初めにお話ししたように一緒に組んでいる先生ともうまくいかず、精神的にも肉体的にも大変な年だった。
後輩と組んで色々教えるのと、何倍も経験のある先輩と組んで色々教えるのとでは精神的苦痛があり、またその先輩もわたしからものを申すことに対してイライラを見せることも多かった。
しかしそうしないと学年の仕事が進まず…の繰り返しで一年が終わった。

【大変だった期間】
仕事場のことや職員の性格などを見れる余裕が出てきた2年目から。
それから嫌なところしか見えなくなってしまった。




【当時の心境】
職員室は苦痛だった。
子どもたちのために出勤を渋ったことはないが、職員室で隣の席に組んでいる先輩がいること、お互い経験者なのに自分ばかり計画の話しをしている時、伝えたのに言われてないと言われた時、先輩に頼まれた仕事をしている時に隣で大声で笑っている時…。
もともとあまり人を嫌いになることはなく、なんだか裏切られても何か理由があったんだろうと理解しようとする性格だが、何も聞きたくなくなり耳を押さえてしまうこともあった。

【職場が大変だった原因】
組んでいた先生と自分が合わなかったこと、また、よくやってると褒めるばかりで何も手助けをしてくれなかった園長先生。




【仕事で良かったこと】
同い年で就職した同期とはすごく気が合う。
何でも話せて一緒に泣いて一緒に笑っていい事も嫌な事も全てを共有し合える。
同期が辞めたら辞めると常に話しているが、唯一のやりがいはかわいい子どもたちと力強い同期。




【特にひどかった最悪の出来事】
生活発表会で2曲学年の歌があり、一曲ずつ2人で分けて弾くことになった。
先輩はピアノが苦手だったのでわたしが難しい曲を弾くことになった。
ただ、本番はそれぞれの曲を弾けばいいが、クラスで練習するにあたって2曲とも練習しなくてはならない。
その中で先輩から衝撃的なことを言われた。
『クラスで練習する時に流したいから先生のピアノ録音させて。

どの曲でも3日あれば弾けるようになるが本当に難しい曲で1週間毎日3時間は練習していた時だった。
頑張って練習しますと答え、いつ通しで間違えず弾けるかわからないので常に録音しながら弾き続けた。
そのうち何度かその先輩の廊下に響く大きな笑い声で録音を止めたことがあり、それは1番最悪の出来事だった。
子どもたちと歌うために練習することは当たり前なのに、どこかでなぜ先輩の録音のために練習してるんだろうと言う気持ちがあり、初めて病んでしまった。
努力をしない人のために自分がなぜここまで努力をしないといけないのか、1年間それは続いていたが、おもむろに見せつけられた瞬間だった。




【相談した人・助けてくれた人】
園長先生には相談したり愚痴をこぼしたが、褒めてくれるだけだった。
同期と仲のいい先輩、辞めてしまった先輩方とご飯に行った時に全てを話したが、みなさん一緒になって怒ってくれたときがすごく助けになった。
先輩に対してイライラする自分にも納得がいっていなかったが、イライラして仕方ないことだと思うことができた。

【改善のための行動】
一緒に組んでいたその先生は1人では何もできなかった。
常にわたしが計画したとおりに学年が進んでいたのでクラスでの活動の計画ひとつたてるだけで苦労をしていた。
また、わたしの真似をして製作をする事もあった。
自分の性格が悪くなるようで嫌ではあったが、その負のループから抜け出すためにわたしは自分のやりたいことの計画は一切その先生には話さなかった。




【現在の状況と心境の変化】
その先生と組むのは今年の3月末で終わる。
早く今年度が終わってほしいと言う気持ちと、そうなると子どもたちはもう卒園しているという気持ちと情緒不安定な状況にいる。
来年度自分と一緒にシェアハウスしている同期がその先輩と年長を任された。
先輩が変わるかどうかはわからないが来年度、できる限りの補助をしていこうと思う。

【学んだこと】
今までは頑張ればうまくいく、努力をすれば報われると、信じて色々なことに勝ち抜いていたが、社会ではそれが通じないことを学んだ。
それを学んだ上でそれでもできることをしようと切り替えることもまた学ぶことができた。



【当時の自分へのアドバイス】
当時の自分が今の自分なため、経験値が同じでアドバイスをすることは難しい。
今言えることは、よく頑張っていると思う。
何年か経って振り返ってみた時にもしかしたらまだあの時はこどもだったなと思うかも知れないが、今の自分にはこれが最善策でその苦から逃げなかったことが1番だと思う。
良い経験、良い対策ではなかったが自分なりに打ち勝てたことは経験値になると思う。