【幼稚園教諭】子どもが好きで、この仕事をしている。だから、悩みの種も子ども。だけど、その分、子ども達が、先生を育ててくれる。

【幼稚園教諭】子どもが好きで、この仕事をしている。だから、悩みの種も子ども。だけど、その分、子ども達が、先生を育ててくれる。

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
24歳

【当時の職業】
幼稚園教諭

【当時の住まい】
家族と一軒家住んでいました。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今は退職し主婦





【就職のきっかけと経緯】
専門学校を卒業して、保育園で働くことを目標に就職活動をしていました。
その中で、幼稚園と保育園が同じ敷地に建っていて、交流もある園を見つけました。
私は、その温かみのある保育園の魅力にひかれて、入社をしました。
1年、その保育園で働き、2年目には、異動で幼稚園に勤務することになってしまったのです。

【環境と仕事内容】
その時の年長児は4クラスありました。
私の他は、10年勤務、5年勤務、2年勤務だけど他の園で8年勤務のベテランの先生たちでした。
私は、まだ新米だったので、気になる子どもが少なく、保護者の方も、あまり問題がないような方のクラスになるように配慮して頂いていました。
だから、子どもや保護者の方と関わっている時間は、楽しく、有意義でした。

【大変だった時期】
就職して2年目の時でした。
一人で年長クラスを担任することになりました。
その頃から、大変になっていきました。




【大変だったこと】
その幼稚園は、教育に力を入れている園でした。
運動面でも、勉強でも、小学2年生レベルを年長児がクリアをしなければいけませんでした。
年長児がそれをクリアする為には、担任の先生もすべて行えて、指導していかなくてはいけませんでした。
その中で、私がとても苦労したことは、音楽でした。
もともと、普通にはピアノも弾けましたが、努力してできるレベルでした。
しかし、子ども達に教える曲は、クラシックの曲だったり、昭和の古い曲など、知らない曲がほとんどでした。
それを、突然理事長からの指示で、楽譜を受取り、3日後には子供達に伝えて、練習を始めなくてはいけませんでした。
時に、変更することも多く、臨機応変に曲調をかえたりすることもありました。
そのたびに、悩んで練習をして、子どもに伝えていました。

【大変だった期間】
就職して2年目から退職するまで、ずっと続きました。




【当時の心境】
平日は、製作や勉強教材の準備に追われる中、自宅でピアノの練習をしていました。
朝や帰りに、時間がある時には、早く出勤をして、ピアノの練習をすることもありました。
また、レベルが高すぎてついていけなくなってしまった時から、休日にピアノ教室に通って、教えてもらいながら、練習を重ねていました。
毎日、疲労感満載で出勤していました。

【職場が大変だった原因】
担任や園長先生の方針ではなく、理事長の趣味でやりたいこと(音楽)を決めていので、子ども達のレベルに合わせていないことが原因だと思います。




【仕事で良かったこと】
やっぱり忙しい中でも、子ども達が好きそうなことを提供して、一緒に完成させたりすることが、やりがいの一つでした。
そして、比べることはよくないですが、「先生のクラスで楽しい。」「よかったです。」と保護者の方にも言っていただけることが何よりの頑張る糧でした。




【特にひどかった最悪の出来事】
上記の話した学年とは違いますが、一緒に組ませてもらった先生たちは、ピアノが苦手で、私がピアノを弾く機会が多い年がありました。
私がピアノ演奏に入ってしまうと、クラスの子ども達は担任がいない中で、練習をしなくてはなりませんでした。
違うクラスの先生が、一緒に見てくださることもあるのですが、ある一人の先生は「〇〇君がじっとしてられない。」「あのクラスはいつもダメ。」など、いい所を言わずにダメ出しばかり言う先生が居ました。
その頃から、少し嫌な気持ちになっていたのですが、音楽発表の頃。
本来ならば、私が指揮をして、園で担当してくれているピアノの先生が伴奏をしてくれる曲がありました。
ピアノの先生は、本番と本番前の1回だけ、子どもとあわせることになっていて、それまでは私がピアノを伴奏していました。
だから、一度も子供達の前で、指揮棒を振ることができませんでした。
それなのに、理事長に見てもらう時、私が指揮をとり、さらに伴奏なしで、進めることになりました。
結果は、ボロボロ。
無理もないことだったのに、私は何を練習してきたんだ。
〇〇先生を見習いなさいと怒られました。
理不尽にも程があると思い、一生忘れることができません。




【相談した人・助けてくれた人】
同じ職場で相談できる人はいませんでした、話したら、上司の悪口をいっているように思われてしまうと思ったからです。
なので、自宅に帰って、お母さんに聞いてもらうことで、少し気持ちを楽にして、また、次の日から仕事に向っていました。

【改善のための行動】
自分が努力することで、子ども達もついてきてくれるt思いました。
自分が自信なくやっていると子ども達に伝わってしまうので、ピアノも指揮も一人で練習を重ねて、子ども達の前で堂々とできるまでに仕上げていきました。




【現在の状況と心境の変化】
その経験をして、10年近くが経ちました。
今となっても、この頃は、右も左も分からず、すべてのことに全力で取り組んでいたなと思います。
しかし、経験をしたことで、今後に役に立つことも学びました。
やっぱり、子どもの前にたつ仕事をしている以上、先生が自信なくやっている姿を見せたら、子ども達も迷ってしまう。
そう思うことで。
保育の仕事に自信をもって、充実して仕事ができました。

【学んだこと】
なんでも経験をすることで、自分の糧になる。
子どもと一緒にいなかったら、大人になっても成長することを忘れていたと思います。



【当時の自分へのアドバイス】
毎日、本当によく頑張っていると思います。
遊ぶ時間、好きなことをする時間はある?ずっと仕事をしているよね。
少し慣れて、力を抜いていい所が分かったら、遊ぶ時間も作ったほうがいいよ。
頑張ったことは、必ず自分の力になるし、関わった子どもたちの心に残っている。
そのことを忘れないでいてね。
今思うことは、沢山の子ども達に出会えて、今の私がいる。
そう思っています。